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同業が存在しないことをプライドと責任を持ち続けること

人間の歯科医院もグループ内にあるからこそできる犬の歯科医院

日本初の犬の歯科医院である、「OCEAN’S DOG DENTAL CLINIC」は、OCEAN’S GROUPというグループが母体となり運営しております。

母体となるグループ内の会社には、

  • 小売業: 仔犬の販売や、ペットグッズ販売を行う会社
  • サービス業: ドッグラン ・ペットシッター・ペットホテル・トリミングを行う会社
  • 繁殖業: 犬の繁殖を行うブリーディングを行う会社
  • 人材派遣業: 医療業界専門の人材派遣業を行う会社
  • 卸売業: 医療器具販売や、医療品販売を行う会社
  • 医療業: 動物病院の運営、 人間の歯科医院の運営、 犬の歯科医院の運営

などの、幅広い業種が集まっております。

数百頭の捨て犬を保護した事が始まりとなりました

「犬の歯医者さん – OCEAN’S DOG DENTAL CLINIC」という日本初の犬の歯科医院ができ上がった経緯をお伝えさせていただきます。OCEAN’S GROUP内の小売業、サービス業、繁殖業を行う会社では、主に犬に関連する様々な事業を展開しております。各会社の理念の中に「動物愛護の精神を常に考え、各動物愛護団体に対するできる限りの協力を惜しむ事なく行っていく事」という項目があります。

数年前にワイドショーで大問題となったブリーダー崩壊事件は、愛犬家の皆様にはまだ記憶に新しく、とても忘れる事のできないくらいにショッキングなニュースだったのではないでしょうか。しかし、皆様がテレビでご覧になったあの事件は、偶々ニュースに取り上げられただけで、あの様な事件はペットブームと言われている現在の日本では、当たり前の様に日々起こっている出来事です。

そして、 無責任なブリーダーが蒸発してしまい、保護された犬は引き取り手がなければ捨て犬や捨て猫と同様に、保健所で殺処分をされてしまいます。あの悲惨な事件の直後、ワイドショーで取り上げられた事件とは異なりますが、同じケースによって殺処分が決まってしまった数百頭の犬がいるという情報が私共の会社に入って参りました。

その事実を目の当たりにし、私共OCEAN’S GROUPでは殺処分が行われる前に数百頭の犬を引き取る事を決断し、専用の設備を用意し、専属のSTAFFを集め、小さな命を一つも失う事なく無事に引き取る事に成功致しました。引き取った犬は、何年間もの間殆ど手入れをされていない状態だった子が多く、痩せ細り体はドロドロに汚れていて、思わず涙が出てしまう様な本当に酷い状態でした。その後、STAFFが一貫となりその子達に愛情を注ぎ、日々お世話をしてくれた事により、数ヶ月後にはその子達はOCEAN’S GROUPの飼育施設にあるドックランで元気に走り回る所か、元気が有り余り過ぎて、お世話担当のSTAFFを困らせるくらいになりました。

カリカリフードを食べなくなってしまった

元気を取り戻してから間もなく、その子達の全体の約8割くらいの子がドライフードを残してしまう為に、柔らかいご飯を作るSTAFFの姿を見て、不審に思った飼育責任者がグループ内の動物病院のドクターに相談し、一頭一頭の口腔内の状態を検査して貰った所、その子達は恐らく幼少期の食生活に問題があり、虫歯や歯槽膿漏になっている事が発覚しました。

ドクターによると遅かれ早かれ、最終的には抜歯をしなくてはならないという診断結果でした。10歳を超える老犬だけならともかく、恐らくまだ6歳〜8歳くらいだと思われる子に関しても、同様の診断結果が下された事に私共は大変驚かされたのを覚えております。犬の寿命を15年と仮定するならば、まだ寿命の半分しか生きていない子達が、残りの半生を歯が殆どない状態で過ごす事になれば、間違いなく長生きする事はできません。そこで幸いしたのが、私共のグループでは、人間の歯科医院の運営も行っていたという事です。急遽、人間の歯科医院のドクターに招集をかけ、その子達の口腔内の状態やレントゲン写真を見て貰い、どうにか歯を抜かずに治療をする事ができないかと相談をしました。

その答えはこうでした。まずは、犬の歯の仕組みをドクター(人間の歯科医師)が理解し、人間の歯と犬の歯の違いを調べた上で治療が可能か不可能かを判断するという事。治療がもし可能だとしても獣医師の協力がなくては絶対に無理であるという事。そうすれば、何とか歯を抜かずに済む様な治療ができるが、治療を行うには専用の機材や設備が必要になる。という答えでした。

芸術的に全ての犬の歯の健康を取り戻しました

早速、グループ内の医療器具販売を行う会社の取引先に、専用の機材のオーダーメイド制作を依頼し、必要な設備を整え大掛かりなプロジェクトが始まりました。準備が整うまでの期間には、人間の歯科医院のドクターが犬の歯の治療を専門としている動物病院に見学に行ったり、動物病院のドクターが歯科医院に見学に行ったり、ドクター全員で犬の歯の研究をしている大学教授の元へ話を聞きに行くなど、様々な方法で各ドクターがプロジェクトを成功させる為の準備をしてくれていました。そして、全ての準備が整い、実際に治療を行いました。全ての犬の治療は1ヶ月以上の時間をかけて行なわれ、見事に成功を遂げましたが、念の為に治療を行った犬の口腔内を毎日一頭一頭検査し、数ヶ月間かけて経過を見る事にしました。そして、数ヶ月後、ドライフードを残してしまう為に、柔らかいご飯を作るSTAFFの姿はなくなっておりました。何と全ての犬の歯が健康な状態に戻っていたのです。

実を言いますと、数百頭の犬達の抜かなくてはいけないと診断された歯の合計は、合わせて1500本という恐ろしい数でした。しかし今回の治療を行った結果、抜歯した歯の合計本数は数百頭合わせて合計3本という奇跡的な数字を叩き出しました。

更に、何とその抜歯をした3本の歯の代わりに人間と同じ様に人工の歯が入っていて、見た目には全く分からないくらいに綺麗に仕上がっておりました。このプロの技には、私共OCEAN’S GROUPの社員全員が感激したのと同時に、このプロジェクトに関わったSTAFF全員が『OCEAN’S GROUPにしか絶対に成し遂げる事ができないプロジェクトであった』と自信を持って言える素晴らしい結果になりました。

この素晴らしい結果を出す為に、「犬の歯の治療を専門としている動物病院」に見学に行ったり、「犬の歯を研究する大学教授」の元へ話を聞きに行ったり、休日を使い日々様々な情報を仕入れ、プロジェクトを成功へと導いてくれたドクターの皆様には、OCEAN’S GROUPの全社員が感謝しております。

動物病院で行われていた恐ろしい事実

しかし、プロジェクトが成功に終わり、それぞれのドクターからの話を聞くと、恐ろしい事実が発覚して参りました。

それは、プロジェクトを成功させる為に、見学に行った「犬の歯の治療を専門で行っている動物病院」のドクターの殆どが、歯の治療そのものを理解していないという事実。そして、通常の動物病院にある設備となんら変わらない設備で、治療を行っているという事実。そして、一番驚いたのが一般の動物病院に来る犬や猫を治療する治療台を使い犬の虫歯の治療を行っているという事実です。

皆様もご存知の様に、虫歯の治療というのは歯を削り神経を取ったりする場合もあります。その際に、歯の中に万が一にでも菌が入ってしまえば、確実に命に関わる様な感染症を巻き起こします。動物病院には、空気感染を起こす病気を持つ犬や猫も当然訪れるのにも関わらず、一般の診察に来た犬や猫を治療する治療台で犬の虫歯の治療を行っているという事が、どれ程までに恐ろしい事かは皆様の想像を遥かに超える程の大きな問題です。

OCEAN’S DOG DENTAL CLINICをスタートする理由となったのは、上に挙げたような、「犬の歯の治療を専門としている動物病院」の様にリスクのある治療を行う事は、断じて許す事ができないという強い想いに加え、私達が成功したプロジェクトの治療内容は完璧であり、それを自社の犬だけではなく、数多くの愛犬家の皆様のワンちゃんにも提供したいという強い情熱が今回OCEAN’S DOG DENTAL CLINICをスタートする大きな理由になりました。

犬の歯医者さんが今までなかった理由

コンセプトの中の「同業が存在しない事に責任を持つ事」という部分ですが、この意味は恐らく、歯科医師や獣医師の免許を持つドクターにしか分からないかと思います。コンセプト1でお伝えした様に、犬の歯の治療は歯科医師免許を持つ歯科医師と、獣医師免許を持つ獣医師が協力しなくてはなりません。分かりやすくお伝えするならば、歯科医師免許を持つドクターが開業するならば、当然ですが人間の歯医者です。獣医師免許を持つドクターが開業するならば、当然ですが動物病院です。

もし仮に、歯科医師と獣医師の共同経営で、犬の歯科医院を開業するとしたら、医療を行うに当たり考えなくてはならない「万が一に起こり得るリスク」も互いに分け合う事になります。ドクターの立場で考えると、自分の腕とは関係のない所でまでもリスクを背負わなくてはならないなら、そんな仕事は身体が幾つあっても足りないと思う事でしょう。

そして、犬の歯科医院を行う為の設備投資をするには、歯科医院と動物病院を同時に開業する以上の資金が必要となります。ドクターが自分の生活を考えるのであれば、確実に歯科医師は歯科医院を開業して、獣医師は動物病院を開業した方が良いというのは誰が計算をしても分かる筈です。更に、自分の代わりになるドクターがいなければ、休む事なく仕事をしなくてはなりません。

上記に挙げたリスクを考えると、休みなく働く事になる確率は非常に高くなります。更に、もし万が一どちらかのドクターが体調を崩せば、治療ができなくなり病院を休む事にもなります。

現在の日本に犬の歯医者が存在せず、日本中の歯科医師や獣医師が、犬の歯医者を開業して来なかった事で、私共OCEAN’S DOG DENTAL CLINICが日本初になった訳ですが、その理由は簡単に言うと「やりたくてもできなかった」のではなく、「やりたくないからやらなかった」という事になります。

それでは、何故やるのか?

私共は数百頭の犬の歯の治療をする為に、犬の歯科医院で必要となる設備や備品を全て揃えてしまっておりました。知らず知らずのうちに既に莫大な設備投資は終わってしまっていたのです。そして偶然にも、歯科医師と獣医師が共同経営により犬の歯科医院を開業した場合のリスク(上記に書かせていただいたリスク)をクリアする為の手段やノウハウが、冒頭に紹介をさせていただいたOCEAN’S GROUPというグループの中に全て詰まっておりました。

何が詰まっていたのかを細かく説明させていただくと、OCEAN’S GROUPの中に入っている業種を見ていただけると分かるかもしれませんが、歯科医院と動物病院を経営している為に、常に情報を共有する事ができる事。医療業界専門の人材派遣業を行う会社の経営を行っている為に、全国から優秀な医師を抜擢できる事。医療器具販売や医療品販売を行う会社を経営している為に、専用の機材が自由に揃えられるという事。そして、一番大きな点は数百頭の犬の歯の治療を行う事で得る事ができた経験があるという事です。

数百頭の犬の歯の治療を行う」という小さなプロジェクトがきっかけとなり、「日本中の犬の歯の治療を行う」という巨大なプロジェクトへと発展する事に

この巨大なプロジェクトを前へ進めて行く私共には、とてつもなく大きな責任がのし掛かって来る事は重々と承知しており、プロジェクトを計画した当初は、関係者一同が大きなプレッシャーに押し潰されそうにもなりました。

しかし、数日後には殺処分されてしまっていたかもしれない犬達が、毎日元気に走り回っている姿を見る事や、1年前までは丸呑みしていたドライフードをバリバリと噛み砕いて食べている子達の姿を見る事で、感じていたプレッシャーがいつしか消え去り、このプロジェクトを成功させる事ができるのは、絶対に私共OCEAN’S GROUPだけであるというプライドへと変っておりました。

動物愛護活動を全身全霊で行います

OCEAN’S DOG DENTAL CLINICは、『同業が存在しない事にプライドと責任を持ち続ける事』 をコンセプトに掲げ、最高の治療を行う犬の歯科医院の運営を行っていく事をお約束致します。

無責任な飼い主の愛犬を飼えなくなったという非常識な理由により、年間何十万頭という捨てられた犬や猫が動物愛護センターにより殺処分されております。更に恐ろしいのは、ペットショップで売れ残ってしまった仔犬や仔猫達も、行先は同じだと言う事です。何の罪もない小さな命が人間のエゴにより失われるという、この耐え難い現実が一日でも早く日本からなくなる事を祈り、私共OCEAN’S GROUPは、捨て犬や捨て猫を保護しているボランティア団体に、OCEAN’S DOG DENTAL CLINICの売上金の一部を寄付致します。

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